3ナンバー、4ナンバー、5ナンバー、8ナンバー

こんにちは、キャンピングカー製作OuT＋です。

最近いろいろなご相談があるのですが、その中でも改造に大きく関わるナンバー区分についてご説明させていただきます。

解釈やニュアンスによって微妙な伝わり方の違いがあるとは思うのでそこはご容赦くださいませ。

まずは大区分に分けていきましょう。

「３・５ナンバー」…乗用車ナンバー。

基本的にはアル・ヴェル、ノア・ヴォク、セレナ等の一般的なミニバンです。

「4ナンバー」…貨物車ナンバー。

基本的にはハイエース・キャラバン、タウンエース・NV200等の商用貨物車です。

「8ナンバー」…特種用途自動車ナンバー。

これに関しては車種ではなく用途によって区分されます。

身近なもので挙げると緊急車両(警察、消防、救急)、郵便車、霊柩車、キャンピングカー等です。

全部説明すると長くなってしまいますので本日は「3・5ナンバー」について解説していきましょう。

「3・5ナンバー」に関してはわかりやすい基準としては荷室より客室の方が広いイメージです。

乗用車は"人を運ぶ為の車"なのです。

弊社での3・5ナンバーカスタムの例としては2列目シート又は3列目のシートのみ撤去し、そこへ架装を行っております。

床や家具は「車検基準の固定」を行って取り付けておりますので「設備」に該当するため車検の際に脱着は必要ございません。

では「車検基準の固定」とはなにか？と思われる方が多いと思います。

走行中に外れたり動いたりしなさそう、というのは大前提なのですが明確な指標としては「工具を使って固定を行っている」

つまりは「ドライバーを使ってネジで固定している」「六角ボルトをレンチを使って固定している」等

工具を使わないと脱着できないということですね。

ただその代わり、「車体の一部」ということになるので車両重量に加算されます。なので純正状態より重くなっていれば当然、重量税は高くなります。

ですので市販のベッドキットはそこら辺を踏まえてロブノブボルトや蝶ネジのような工具を使わずに脱着ができるようにしているものが多いのかもしれません。

で、結論としては客室より荷室が広くなったら乗用車ではない、というのが基準になります。

それを踏まえてパターンを分けましょう。

写真1枚目が一般的なミニバンですね。3列目までシートで構成されている純正の状態です。

これは言うまでもなく3・5ナンバーの乗用車ですね。

それでは写真2枚目は3列目シートを撤去した状態ですね。

荷室と呼ばれる部分が明確にできた形になりますね。セレナ、ヴォクシー、フリード等では純正でこのようなタイプの車両もございます。これらも客室の方が大きいですし、大体の車両で貨物要件を満たさないので乗用車となります。

写真3枚目のレイアウトはどうでしょうか。これはぱっと見怪しいですよね。

3列目のシートは跳ね上げできるしこれは貨物になるのでは…？と思う方も多いと思います。

答えは「NO」です。理屈としては後部座席の客室がとっても広い、そういうことになるのです。

ただ架装の仕方によって乗降口をふさいでしまうようなケースであればこの限りではありませんが。

構造変更における車検要項は正直とても難しいのです。

僕らのような人間や、陸運局の検査員の方でさえ悩むケースもございます。

ですので微妙な場合は是非ご相談いただければ僕らも陸運局に確認をおこないます。

もちろん弊社にて御依頼(又は御依頼検討中)いただく方に限ります…。。。

ごくまれに聞きたいことを聞くだけの方もいらっしゃいます。。。

弊社としては御電話口では判別がつけれない為、基本的にお答えさせていただきますが、そこは皆様の良心に委ねさせていただきます。

・持ち込み架装に対応

・普段使いも可能

・奥様も運転OK

・移動時も普通車ベースなので快適

そんな理想的なバンコン、欲しいと思いませんか？

是非、OuT＋へご相談下さい。

・キャンピングカーは高額で買えない。

・キャブコンは大きすぎる。

・今乗ってる車両を持ち込みで作りたい。

・普段使い可能なキャンピングカーが欲しい。

上記お悩みをお持ちの方は多数いらっしゃると思います。

そんな方は是非弊社にご相談下さい！

中古車をベースにした低価格キャンピングカーをご提供致します。

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